練馬区 司法書士 相続 登記 大泉学園

相続の登記はいつまでにするの?<登記期限>

不動産(土地や建物)の所有者がお亡くなりになった場合、

その土地や建物は、お亡くなりになった時点から所有者の相続人に受け継がれます。

不動産の所有者名義が相続人に変更されたことを公示するには、

相続による所有権移転登記(いわゆる名義変更)をします。

相続による不動産の登記は権利関係の公示をするための登記なので、

法律で義務付けられておらず、登記の期限もありません。


ただし、相続権は、受け継いだ相続人が死亡した場合には、さらにその相続人に受け継がれます。

そのような事態になると、相続関係がとても複雑になってしまいます。 (特に兄弟姉妹相続がある場合は要注意)

    

    <複雑な相続関係例>※赤い文字被相続人相続人複雑な相続.png

被相続人との死亡の先後にもよるのですが、何世代も放置したわけではなくても

このように複雑な相続関係になることは十分あり得ます。

特に、子がいない場合で兄弟姉妹相続になる場合は注意が必要です。

この例の場合、3/4の権利を持つ配偶者は、この赤文字相続人と遺産分割協議をすることになります。

ここで表示した相続人が亡くなると、さらにその配偶者や子、兄弟姉妹に相続分が移ります。

遺言が無い場合、遺産分割協議をするには相続人全員の関与が必要です。 

一つの不動産に対し、相続権を持っている相続人が何十人となるケースも珍しくありません。

遺産分割協議をしようにも、会ったこともなく、名前も知らなかった人と連絡をとらなければならず、

協議の見返りに多額の金銭を要求されたりするなど、一向に手続きが進まないということも多々あります。


お子様がなく、兄弟姉妹相続になることが予想される方で、

配偶者にすべての遺産を譲りたい場合は、「すべてを配偶者に相続させる」旨の遺言が非常に有効です。


相続登記は義務ではなく、期限もありませんので、

お亡くなりになった後すぐに、焦って手続きする必要は全くありません。

しかし、あまり放置しておくと上記のようなデメリットがありますので、

銀行や保険のお手続きと併せて、お忘れなくお手続きを開始することをお勧めします。


※相続財産が、借金など負の遺産のほうが多く、相続放棄をする場合は、

  相続開始を知った時から3か月以内に家庭裁判所に申し立てる必要がありますのでご注意ください。

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